1. トップページ > 
  2. 図書館のご案内 > 
  3. 図書館の資料収集方針

図書館の資料収集方針

〔目的〕
この方針は、豊田市中央図書館が資料を収集するにあたっての基本的な事項を定めるものとする。

基本方針

(1)資料の収集は、組織的且つ系統的に行う。
(2)収集する資料は、原則として次に掲げる種類のものとする。
①一般資料
②参考資料
③児童資料
④ティーンズ資料
⑤郷土資料
⑥自動車資料
⑦全国史誌
⑧外国語資料
⑨逐次刊行物(雑誌 、新聞、官報等)
⑩視聴覚資料
⑪視覚・聴覚障がい者サービス資料
(3)資料の形態は、図書、雑誌、新聞等の紙媒体のほか、CDやビデオ、DVDなどの電子媒体(メディア)も含め、多様な形態の資料を収集する。
(4)自動車産業の成長とともに発展してきた豊田市の図書館として、自動車資料について特に重点的に収集する。

ページトップへ

種類別収集方針

(1)一般資料
①市民の教養、レクリエーション、職業活動、地域活動、家庭生活の向上に資するため、幅広い資料を収集する。
②各分野の古典など基本的な資料はで きる限り収集する。
③最新の出版情報を把握して、新刊書を積極的に収集する。
④特に利用が多い図書については複本を揃える。
(2)参考資料 ①辞典・事典・年鑑・名鑑・統計書・地図など、地域住民の調査研究に役立つ資料を幅広く収集する。
(3)児童資料
①絵本は、評価の定まった絵本作家の作品を中心に収集する。
②外国語の絵本については原書も収集する。
③その他児童資料は、幼児から小学生までの知識、学習、娯楽に役立つ資料を収集する。
(4)ティーンズ資料
①10代(ティーンズ)の中心である中高生世代向けの資料を収集する。
②大人または児童を対象とした資料の中から、中高生世代の関心の高い分野の図書、学校生活や家庭生活、今後の将来を考えるうえで役に立つ資料を収集する 。
③中高生世代が主人公もしくは話の中心になっている資料から収集する。
④中高生世代の知識、学習、娯楽に役立つ資料を収集する。
(5)郷土資料
①歴史的資料から今日的資料まで収集し、保存のために可能な限り複本を揃える。
②豊田市に関する資料は網羅的に収集する。
③愛知県に関する資料も収集する。
(6)自動車資料
①自動車に関わる「人・企業・モデル・技術」を主題とする資料を収集する。
②文化・環境・交通安全など自動車と社会の関わりを主題とする資料を収集する。
③市民のみならず、全国の人々にとっても魅力あるコレクションとなるよう、国内外を問わず広く資料を収集する。
(7)全国史誌
①全国の自治体が発行する基本的文献を中心に収集する。
(8)外国語資料
①対象言語は、世界の主要言語を中心に収集する。
②外国語を学ぶための資料も収集する。
③在住外国人のために、娯楽や生活に役立つ資料を収集する。
(9)逐次刊行物
①新聞については、主要全国紙を中心に、ローカル紙、外国紙についても収集する。
②雑誌については、各分野の基本的・代表的雑誌を収集する。
(10)視聴覚資料
①収集する媒体(メディア)は、当面はCD・DVDとする。
②DVDについては、著作権で館内視聴が可能な資料を収集する。
③収集にあたっては、教養、娯楽、学習など多様な利用目的に対応できるよう幅広い分野から収集する。
(11)視覚・聴覚障がい者サービス資料
①視覚障がい者のために点字及び音訳資料を作成・収集する。
②視覚・聴覚障がい者のために字幕・音声ガイド付DVDを収集する。

ページトップへ

資料選択の方法

資料の選択は、図書選定委員会の審議を経て、館長が決定する。

ページトップへ

資料選択に当たっての留意点

(1)多様な意見や対立する意見のある課題については、それぞれの立場に立つ資料を幅広く選択する。
(2)著者の思想的・宗教的・党派的立場にとらわれた選択を行わない。
(3)図書館員の個人的な関心や好みによる選択を行わない。
(4)個人、組織、団体からの圧力や干渉によって公正・公平であるべき収集に対する姿勢を歪めたり、紛糾をおそれて自己規制したりしない。
(5)市民の要望等も参考とする。

ページトップへ

リクエストへの対応及び寄贈資料の受入れ

利用者からのリクエスト及び寄贈資料の受け入れについても、この方針に従うものとする。

ページトップへ

収集方針の見直し及び公開

(1)この方針は、公共図書館としての使命および目的を果たすため、必要に応じて見直しを行うものとする。
(2)市民の理解と協力のもとに、市民の貴重な財産としてより良い蔵書の形成に努めるため、この方針を広く市民に公開する。

ページトップへ