こどもの広場 2017年
1月
今月のテーマは「心がほっこり温かくなる絵本」です。絵本は短いなかで、心にしみわたるお話が沢山あります。子どもだけでなく大人も感動する選りすぐりの絵本を集めました。寒い冬にこそ、どうぞお楽しみ下さい。
- まんてんべんとう
- くすのき しげのり／作 伊藤 秀男／絵 フレーベル館
- あしたは遠足。キャラ弁当にどうぶつ弁当、お母さんのお弁当はいつも自慢なんや。あ～、楽しみやな～。でも、お母さんが高い熱を出した。どないしよう･･････。お母さんに無理をさせたくない一心で、なおくんが取った行動とは･･････。優しい気持ちが心にしみわたる絵本です。
- てんごくのおとうちゃん
- 長谷川 義史／作 講談社
- 拝啓、天国のおとうちゃん。元気にしてますか。ぼくはおとうちゃんとの少ないけど、たいせつな思い出をときどき思い返したりしています･･････。天国にいったお父さんを想う少年の本です。寂しさのなかで、前向きに生きる少年の姿が心を打ちます。
- ゆきがふる
- 蜂飼 耳／ぶん 牧野 千穂／え ブロンズ新社
- ふうちゃんは、熱をだしている妹のために、ゆきぐもに家にきてくれるように頼みます。一番大切な思い出のおもちゃと引き換えに･･････。少年の成長をあたたかく描いた物語。本当に大切なものとは何だろう？と考えさせられます。夢をみているような、美しい雪の本です。
