こどもの広場 2018年

目次

1月

テーマ「ねことねずみ」

新年あけましておめでとうございます。
干支といえば、ねこがねずみに騙されて干支に入れなかったことから、今日までねことねずみは仲が悪いというお話は有名ですが、今月はそんなねことねずみが仲良しな絵本をご紹介します。

  • ねこのミルとねずみのチムニー
  • 原 裕朗/さくブロンズ新社
  • ねこのミルが勇気を出してはなしかけた相手はねずみのチムニー。 ミルとチムニーはすぐに友だちになります。 そんなある日ミルはチムニーの家に遊びに行くのですが、ある問題が…。 仲の良いミルとチムニーを見ているとこちらも思わず笑顔になれます。
  • ニコとねずみのすてきなせかい
  • マンフレート・マイ/作   ヨッヘン・シュトゥーアマン/絵 フレーベル館
  • ある日、とらねこに食べられそうになったねずみが「ぼくをたべなければいいことがありますよ!」と言います。 ねずみの言う「いいこと」とは…。 ねずみが教えてくれる「いいこと」の数々によってとらねこの世界が広がっていく様子は読んでいてワクワクします。
  • だれかさん
  • 今森 光彦/切り絵   内田 麟太郎/文 アリス館
  • ねこが寝ていると、ねぼけたねずみがそばで眠ってしまいます。 ねこはそんなねずみがかわいく思えて…。 鮮やかな色のページに黒い切り絵と、リズムの良い文体で読んでいて楽しいのですが最後は…どうなったのでしょうか? 先にご紹介した2冊とは雰囲気の違う絵本です。