こどもの広場 2018年

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2月

テーマ「おに」

せつぶんの豆まきでは「おには外」と家から追い出されてしまうおにたちも、中には良いおになどいろいろなおにがいるようです。今月は、そんなおにたちの出てくる絵本を紹介します。

  • まゆとおに
  • 富安洋子/文 降矢なな/絵福音館書店
  • 北のお山のてっぺんの小さな家に、やまんばの娘のまゆが住んでいました。  ある日まゆは、とんでもなく大きなおにに出会います。はらぺこだったおには、まゆを人間だとかんちがいして食べようとするのですが……。『やまんばのむすめ まゆのおはなし』シリーズ第1作目。
  • 島ひきおに
  • 山下明生/文 梶山俊夫/絵偕成社
  • 広い海のまんなかに、ひとりぼっちのおにがすむ小さな島がありました。さみしかったおには、ふねがとおるたびに声をかけるのですが、こわがってだれも近くに来てくれません。そこで、自分の島をなわでひっぱり、人間の住むところまで行くことにしたのですが……。
  • 絵本 地獄
  • 宮次男/監修 白仁成昭・中村真男/構成風濤社
  • おにたちは、いつもどこにいるのでしょうか?それは、地獄(じごく)です。では、地獄とはどんなところなのでしょうか?  この絵本は、悪いことをした人が死ぬと行くことになると言われている、こわーい地獄について描かれた絵本です。みんなもいっしょに、地獄をのぞいて見てみませんか?