こどもの広場 2023年

目次

1月

テーマ「こおり」
ずいぶんと寒くなってきました。朝、外に出てみると水面の氷や足元のしもばしらなど、氷の仲間を見つけることができます。
今月は、そんな氷にまつわる絵本を紹介します。

  • しもばしら
  • 野坂 勇作/さく福音館書店
  • 寒い朝、はーちゃんが畑へ向かうと足元からさっくすっくと不思議な音が聞こえてきました。足元も見てみると、なにやら透明なものが生えています。 はーちゃんはとても気になって、おばあちゃんと一緒に調べてみることにしました。 様々な形のしもばしらや、しもばしらの作り方を知ることができる1冊です。
  • 火の雨 氷の雨
  • かやの しげる/文 いしくら きんじ/絵小峰書店
  • 竜の神の息子は、美しくてのどかで、住んでいる人は心優しいという話を聞き、アイヌの村に行きたくてたまらなくなりました。 母神と父神が止めるのも聞かず、アイヌの村に向かうと……。 北海道の沙流川を舞台にした、アイヌに伝わる神謡をもとにした絵本です。 アイヌの村里を想像してみてください。
  • ふゆのあさ
  • 村上 康成/作ひかりのくに
  • 冬の朝。しずちゃんが目を覚ますと、なんだかとっても静かでした。 「あっ、もしかして」 カーテンを開けるとそこには……。  冬の朝の空気を感じることのできる絵本です。