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ティーンズコーナー おすすめ本の紹介

2月

今月のテーマは「歩く話」です。いつも歩く道が、夜に歩いた時、誰かと一緒に歩いた時、その状況によっていつもと違って見えることがあります。今回はそんな気分を味わえる本を集めました。

  • 夜は短し歩けよ乙女
  • 森見 登美彦/著  角川書店 KADOKAWA
  • 「黒髪の乙女」にひそかに想いをよせる先輩は、夜道をふらふらと歩いていく彼女を追いかけ、不思議な出来事に巻き込まれていく。京都が舞台の不思議な恋物語。作者が男性なので、普段恋愛小説を読まない男子にもおすすめです。
  • 夜のピクニック
  • 恩田 陸/著  新潮社(新潮文庫刊)
  • 全校生徒が夜を徹して80キロを歩き通すという、北校の伝統行事「歩行祭」。クラスメイトでありながら一言も言葉を交わしたことのない西脇融と甲田貴子の間には、誰にも言えない秘密があった。夜の道をひたすら歩く、青春小説。
  • 植物図鑑
  • 有川 浩/著  幻冬舎
  • さやかが冬の真夜中に拾った行き倒れ青年は家事万能の植物オタクだった。成り行きでそのまま同居することになった二人は、イツキの趣味である野草採集を通して恋を育んでいくが……。巻末に野草を使ったレシピも付いています。