1. トップページ > 
  2. ティーンズコーナー > 
  3. おすすめ本の紹介 > 
  4. 2015年 > 
  5. 6月

ティーンズコーナー おすすめ本の紹介

6月

今回のテーマは「自伝小説」です。ノンフィクションだからこそ感じる躍動感や感動を味わってみませんか。ぜひ気になる本を読んでみてください。

  • わたしには家がない ハーバードに行ったホームレス少女
  • ローラリー・サマー/著  竹書房
  • あえてホームレスになった風変わりな母をもつ少女ローラリー。9歳でホームレスになったのをきっかけに12歳までに20回の移動を余儀なくされる。家族の様々な苦しみを経て、高校で恩師と出会い、名門ハーバード大学に進学することになる。著者の気持ちが丁寧に表現されていて共感しやすい作品です。
  • 風をつかまえた少年 14才だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった
  • ウィリアム・カムクワンバ/著  文藝春秋
  • 2001年、アフリカの最貧国マラウイを襲った干ばつにより、全土にわたって食糧危機が起こった。主人公である少年がNPOが作った図書室で出会った“風力発電”の本。この一冊が彼の人生を大きく変えていく。学ぶということがこれほどまでに人生を豊かにしてくれるということを教えてくれること間違いありません。
  • 泣き虫しょったんの奇跡 サラリーマンから将棋のプロへ
  • 瀬川 晶司/著  講談社
  • 主人公、瀬川晶司が小学生で将棋に夢中になり、紆余曲折を経てプロになるまでを描いた本作。挫折を味わいながらも人との出会いを糧にし、念願のプロ棋士となった著者のことばが胸に響きます。将棋の知識が無くても十分に楽しめる内容です。