ティーンズコーナー おすすめ本の紹介
1月
今回のテーマは「心温まる」お話を集めました。寒いこの季節ですが、読書からほっこりしてみてはいかがでしょうか。
- つづきの図書館
- 柏葉 幸子／作 講談社
- 絵本を読んでくれた子どもの、その後を知りたいという願いから、絵本から飛び出てきた主人公。司書の桃さんと一緒に子ども探しに奔走するファンタジー。読書の豊かさを改めて実感でき、寂しさと温かさが入り混じるお話です。
- ひぐらし神社、営業中
- 東 朔水／著 ポプラ社
- 突然仕事も家も失った主人公が、町外れの神社である神様と出会う。冴えない主人公が人間味豊かなカミサマと繰り広げていくストーリーは、助け合いの精神や人との関わり方の大切さを教えてくれる。ユーモラスで心温まる物語です。
- 犬がくれたたいせつな贈りもの
- アレン・アンダーソン／著 アルファポリス
- アメリカで話題を呼んだ、犬と人が織りなす本当にあった心温まる物語集。病に苦しむ少女を励まし続けた犬、危険から飼い主を守った犬など５つのテーマに分けて全２２編を収録。柔らかく温かみのある挿絵も素敵な本です。同時刊行の『猫がくれたたいせつな贈りもの』も動物好きには必読の１冊です。