ティーンズコーナー おすすめ本の紹介
11月
今月のテーマは「食」です。
とっても暑かった夏がやっと終わり、外に出ると肌寒さを感じるようになりました。秋も終わりに近づいていますが、秋と言えばやっぱり「食」！今回は「食」をテーマとした三つの物語を紹介します。
- 僕らのごはんは明日で待ってる
- 瀬尾 まいこ
- 体育祭の競技“米袋ジャンプ”をきっかけに付き合うことになった葉山と上村。大学に行っても淡々とした関係の二人だが、一つだけ信じられることがあった。それは、お互いを必要としていること。でも人生は、いつも思わぬ方向に進んでいき…。読んだあと、必ず笑顔になれる、優しい恋の物語。
- 食堂かたつむり
- 小川 糸
- 同棲していた恋人にすべて持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から倫子はさらに声も失う。山あいの故郷に戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。
- 真夜中のパン屋さん
- 大沼 紀子
- 都会の片隅に、真夜中にだけオープンする不思議なパン屋さんがあった。あたたかい食卓がなくても、パンは誰にでも平等に美味しい。そんなパン屋にはなぜか珍客ばかりが訪れる…。夜な夜な都会のはぐれ者たちが集まり、次々と困った事件を巻き起こすのだった。